漫画

トンデモ麻雀漫画『咲 -Saki-』のキャラの実力をランキング化してみた。

以下のランキングの条件はすべて県勢女子ということで ▼デジタルランキング 1.原村和(のどっち) 2.龍門渕透華 3.加治木ゆみ(かじゅ) 4.池田華菜 5.蒲原智美(カマボコ) … B.宮永咲、福路美穂子 備考:デジタルだと全く勘の働かない咲、機械…

『ビン 〜孫子異伝〜』

星野浩字『臏 〜孫子異伝〜』(集英社) 孫臏が主人公の漫画。現在2巻まで。 作中の雰囲気づけはかなり現代中国風味、というか普通話風味。臏をヒンやピンではなくビンと読む。 狄の単于がすごい悪役。今どきここまで騎馬遊牧民を悪く書く漫画も珍しい。 た…

中国史オタによる『西遊妖猿伝』の楽しみかた(大唐篇)

諸星大二郎『西遊妖猿伝』が講談社から新版で出てますね。『西遊記』を再構成した漫画ですが、隋末唐初の歴史を多少知っていると、3倍楽しめるような作品です。いやあなんと言っても唐がダークですね。以下に挙げるような不要な知識を踏まえると、諸星大二…

うるわしじまゆめものがたり

安彦良和『麗島夢譚』(徳間書店) 安彦版国性爺合戦の1巻が出ました。作者は初代ガンダムの絵の人ですが、この人は歴史ものを描かせたら実に題材が渋いです。これまでもギリシア神話だの満州建国大学だの古事記だのアレクサンドロスだの秩父事件だのを描い…

神剃

空気読まずに、武梨えり「かんなぎ」の批評でもしようか……と思い立ったのだが、非常に難しいことが分かった。武梨えりの上手さを絵抜きで言語化するのは手に余る。ただなお言うとすると、この漫画はターゲットとする読者層を決めて、あからさまにそいつらに…

紫堂恭子の信者であることをカムアウトしたら

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/suikyo/20080502/p2αぶろがーで第十使徒のありむーさんにたくさんのお星様をもらった。 鄙の地の亭主としては、これを光栄とすべきであろう。 ちなみに「未だに」は否定形が続いていないので×で、「今だ…

『ヴィンランド・サガ』はなぜ面白いのか

幸村誠『ヴィンランド・サガ』(講談社)は面白すぎる。以前に記事を書いたのはもう二年も前か…。 この作品、なにがいいってアシェラッドがいいんですよ。狡猾・ニヒル・妙な義理堅さ、悪の魅力とかいうと陳腐ですが、なんか突き抜けちゃってる人ですよ。 ht…

今日の早川さん

さいきんの一押しは、COCO『今日の早川さん』(早川書房)ですな。本オタクの不純な生態を余すところ無く赤裸々に描いた変な漫画です。 SFが読みたい→WEB→買いに走るの順でした。同じ作者の『異形の群れ』も可愛いなあ。いあ、いあ、くとぅるー、ふたぐ…

ニュクスライトの倒叙法

今さらな話題だが… ググってみた 意外と少ない。 百度のほうが少し多かった罠。 追記:こうするとまあまああった。しかしやはり百度が上だった。

原泰久『キングダム』その3

その1とその2の続きを書くべかなと思いつつ幾年月。 まあなんだ、登場人物はウィキペディアの記事にまとめられてるし、 「我的王国感想日記」とか「弦奏キングダム」とかいった感想系サイトやブログが出てきてるので、俺が言うことも何もないわなと思って…

帯どおりギリシアでなごんだ

芝崎みゆき画・文『古代ギリシアがんちく図鑑』(バジリコ) 前作の『古代エジプトうんちく図鑑』もたいがい濃ゆかったが、今回はさらに濃ゆいと思ったら、単に情報量が多いだけの話じゃなくて、人間劇が濃厚すぎるのだ。神様からしてダメなやつばっかだし。…

ドラえもんと「接ぎ木」多世界解釈

ドラえもんですごく怖い話がある(【2ch】日刊スレッドガイド)

ローゼンメイデンとドラえもんの設定の類似

検索したけど、とりあえず見当たらないので、言及しておく。思いつきだし、誰かがどっかで言ってそうなんだけども。 ローゼンメイデンとドラえもんの設定が非常に良く似ているということ。 日本の中流階層の家庭が舞台で、現代科学のレベルでは実現不能な人…

サイコ萌え

えすのサカエ『未来日記』(角川)は、由乃ちゃんが人畜有害なことをあれこれ考えてるときの一瞬の可愛さが物語の背骨になってるよね。 「サイコ萌え」という造語を献呈しようと思ったら、 ここらへんでとっくに使われてた。orz さて、今日はゴミ記事ばかり…

言葉にしない悲しみは

PEACH-PIT『ローゼンメイデン』は、基本的に名言が多いと思ってるんだけど、中でもいちばん痺れるのが7巻Phase38。 言葉にできる寂しさは誰かが慰めてくれます 言葉にしない悲しみは自分で乗り越えていくしかないのです お前が言うか、翠星石! 含蓄ありす…

塵も積もれば山となる

『ヴィンランド・サガ』4巻や『キングダム』4巻は出るし、『ひぐらし』の目明し篇や宵越し篇は買うし、『ローゼン・メイデン』はなぜか全巻そろえてしまうし、星野之宣や諸星大二郎の作品が文庫化されてるのを見ては買うし…で、近ごろ漫画代もバカにならな…

マンガ版グイン

栗本薫×沢田一『グイン・サーガ1巻』(JIVE)が出てたので、試しに買ってみました。原作が超長大な作品なので、端折られて訳の分からない展開になってたりしないかと危惧もしましたが、意外とどっしり構えているようで、安心しました。グインの豹頭も、…

『怪物王女』

光永康則『怪物王女』(講談社) 藤子不二雄A『怪物くん』のオマージュ作品。作中の姫が王子、ヒロがヒロシ、フランドルがフランケン、リザがオオカミ男、令裡がドラキュラと対応していることは、すぐ気づかされる。

パスティーシュに寛容であれ

もったいないなあ。名作なのに。 「ドラえもん最終回」 http://blog30.fc2.com/y/yonehan/file/final_dora.html 「出版社に許可を得ないと同人誌が発表出来なくなる日が・・・?」(痛いニュース) http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/911284.html こ…

原泰久『キングダム』その2

前に書いたのをその1として、その2とする。この漫画、『史記』始皇本紀と読み合わせると、けっこう面白い。 楊端和−山界の王。名前だけ実在。始皇本紀の始皇十一年に秦の末将として登場。もちろん女性ではなかったと…思う。この史料上では名前だけともいえ…

『緑の王』

たかしげ宙・曽我篤士『緑の王』(講談社) 原作は『スプリガン』の人。植物の異常大繁殖(プラント・バースト)によって変貌した世界を描く近未来SF。現代の問題系とは真逆の状況を思考実験してるSF。ここでは二酸化炭素の温室効果による地球温暖化では…

「ゴーストハント」アニメ化

いなだ詩穂/小野不由美の「ゴーストハント」がアニメ化するらしい。 http://games.nakayosi-net.com/joho/hot_s.html

ああっ、

ああっ、紫のバラの人… http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9F%E6%B0%B4%E7%9C%9F%E6%BE%84 最近、ウィキペディアがおそろしく思えてきた。

原泰久『キングダム』

ヤングジャンプ連載中の戦国末期〜秦ごろが舞台のマンガ。

『ブラック・ラグーン』

広江礼威『ブラック・ラグーン』(小学館) ハード・ボイルドとかって、あんまり見ない・読まない性質なんですが、久々にクラクラきた作品です。 妙に国際的で社会派で衒学的な現代ダーク・ファンタジーですわ。 アニメ化もしてるみたいですが、 http://www.…

『八卦の空』1巻

青木朋さんの『ふしぎ道士伝 八卦の空』1巻(秋田書店) http://aoki.moo.jp/ が出ています。

『ファイブスター物語』12巻

二〇年目らしい。 むかしほどの情熱はないけれど、迷いなく購入しました。 十数年前の大学受験のころ、現実逃避のためによく読みこんでました本作。 びっくりするような新展開とかはなかったし、むしろこれまでの伏線の解消につとめたような巻でしたが、相変…

『ヴィンランド・サガ』

幸村誠『ヴィンランド・サガ』(講談社)。かの『プラネテス』の作者の作品で、北欧ヴァイキングテーマ。週刊少年マガジンから月刊アフタヌーンに引っ越しして連載中。 この作品、なにがいいってアシェラッドがいいんですよ。狡猾・ニヒル・妙な義理堅さ、悪…

ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』

野球ってメンタル・スポーツなんだなあ…。 いま現在連載されてる有象無象の野球漫画の中で最も注目してる一作。