2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

北魏の開倉賑恤

台湾中央研究院「漢籍全文資料庫」の「二十五史」で「開倉振恤」を検索すると、38件のヒットがあるが、そのうち37件は『北史』に当たる。さらにそのうちの35件は、『北史』魏本紀一から魏本紀四の4巻に当たる。 同じく字違いの「開倉賑恤」を検索すると、53…

年の瀬の郵便屋

郵便屋の年末繁忙(ねんはん) 11月〜12月初頭 歳末商戦カタログ類 11月〜12月初頭 喪中葉書 12月 歳暮小包 12月20日前後 クリスマス小包 ←いまこのへん 12月〜 年賀葉書 12月末〜1月 年賀葉書の還付

Yahoo!の将棋

ここのとこ、現実逃避のためにYahoo!の将棋を久しぶりにやってます。 あっしのランキング(Yahoo!のIDあれば見れます)はこんなもの。ポカは多いし、あいかわらず弱いよね。

骨嵬

『元史』におけるサハリン(樺太)アイヌの記録。「骨嵬」はサハリンアイヌ、「吉里迷」はニヴヒ(ギリヤーク)と見る説がもっか有力です。すべて世祖フビライのときの記録です。

『憲法九条を世界遺産に』

太田光・中沢新一『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書) 宮沢賢治から読み起こして憲法を考えるという着想は面白い。ただ議論としては、自分の持論とは合わないなと再確認してしまった。僕も、九条護憲のスタンスなんだけど、九条がドンキホーテとも高すぎ…

『宇宙を読む』

谷口義明『カラー版 宇宙を読む』(中公新書) 現在分かっている宇宙に関する概説書。内容も平易で、写真図版が多い。冥王星が惑星から矮惑星に格付けを落とされる直前の時期に書かれた本なので、そこらの書き方が微妙で、今となっては苦笑を誘う。

王蟲と咼

学校では教えてくれない漢字のおこり−ねたミシュラン http://l-c.hp.infoseek.co.jp/mirror/121107.jpg凄い漢字−沈魚落雁閉月羞花 http://www.geocities.jp/f9305710/henkanji.html

王莽の頭

惠帝元康五年閏月庚寅,武庫火。張華疑有亂,先命固守,然後救火。是以累代異寶,王莽頭,孔子屐,漢高祖斷白蛇劍及二百萬人器械,一時蕩盡。 『晋書』五行志上 西晋恵帝の元康五年(西暦295年)閏月庚寅、洛陽の武庫で火災が発生した。張華は反乱の発生を疑…

漢文は恐くない

ど素人のくせして、漢文をちょくちょくテキトーに読み始めて、さて幾歳幾月か。漢和辞典もあまり引かないし、読解力にも進歩はない。ダメじゃん。(^_^;) 漢文も、外国語であるから舐めてはいけないわけだが、はじめから必要以上に恐れる必要もないと思う。 …

セルゲームに学ぶ「再チャレンジ支援税制」

http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/50972634.html うーん、名作ぞろいですね。ひとしきり笑った後、襲ってくるどうしようもない虚脱感。

干将・莫邪の剣

中国史上でもっとも有名な名剣というと、「干将・莫邪の剣」である。史上というと誤解を招くが、ほぼフィクション・伝説上の存在でありながら、長らく名剣として人口に膾炙してきた業物である。近ごろ『封神演義』や『Fate』でこれを知ったという人もいるの…

南楚の霸王

西楚霸王といえば、言わずとしれた項羽です。 江東小霸王といえば、言わずとしれた孫策です。 南楚霸王といえば、言わないと知られるわけもない康楚元という人です。ときは唐代安史の乱のどさくさ、乾元二年(759)八月に襄州・荊州を乗っ取りました。しかし同…

ポストの中の郵便物でないもの

郵便ポストの中の郵便物でないものを列挙。以下、信書の秘密・個人情報保護・職務上の秘密・信用失墜行為の禁止などコードに引っかかる部分は伏せます。訊かれても郵便屋は絶対に答えませんので悪しからず。比較的害の少ないものから大迷惑なものまで。 1.…

Googleマップで西安

http://www.google.co.jp/maps?ie=UTF8&oe=UTF-8&hl=ja&q=&z=15&ll=34.260905,108.942146&spn=0.016138,0.028367&t=k&om=1 十字路の真ん中に見えるのが鐘楼。右上が陝西省政府。視認できないけど下のほうに牌林(陝西省博物館)とかもあるはず。