2006-01-01から1年間の記事一覧

Googleの検閲

安倍晋三議員の疑惑が何者かによって検閲・隠蔽されている?(悪徳商法?マニアックス) http://beyond.2log.net/akutoku/topics/2006/0918.html やることセコイですなあ。

唐の皇帝たちの湯泉好き

正史の本紀やら通鑑やらを見ていると、ときおり皇帝たちの湯泉行幸の記録を見かける。しかし唐の太宗から玄宗にかけての皇帝たちの湯泉行幸の記録は多く、ほかの時代と比べても突出している。「驪山の温湯」、「温泉宮」、「華清宮」、この三つの呼び名は長…

兵馬俑への愛

兵馬俑坑内にドイツ人学生乱入(人民網日文版) http://www.people.ne.jp/2006/09/18/jp20060918_63156.html 男性は1週間かけて兵馬俑の服を作り、杭州から西安を訪れた。服を着替えて、監視員の目を盗み、柵を乗り越えて坑内に侵入したという。近くの兵馬俑…

春秋戦国における各国の国号は、後世いかに流用されたか

秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓の戦国七雄の国号とそれらがどのあたりにあったかを覚えていない人間が中国史畑にいたら、そいつはモグリである。僕ははっきり言ってアマチュアだが、これは断言しておく。「わたしは古代史ではないから」などという言い訳も聞く…

強さとは

強さとは、極限状態に近づいても持ちうる余裕のことである。

『霧の訪問者』

そういや軽井沢に住んでおられたんでしたね。中身はゴシック・ホラーでも何でもなく、特異な趣味をネタとして笑いのめすギャグ噺と化している。あとはアメリカ暗黒史…といってもさほど濃くはない。

『グリュフォンの卵』

マイクル・スワンウィック『グリュフォンの卵』(ハヤカワ文庫) SF短編集。ファースト・コンタクトものと時間ものがやや多いが、多岐にわたるテーマを完成度高く仕上げる職人芸が見られる。自分の好みは、「ギヌンガガップ」、「スロー・ライフ」、「ティ…

原泰久『キングダム』その2

前に書いたのをその1として、その2とする。この漫画、『史記』始皇本紀と読み合わせると、けっこう面白い。 楊端和−山界の王。名前だけ実在。始皇本紀の始皇十一年に秦の末将として登場。もちろん女性ではなかったと…思う。この史料上では名前だけともいえ…

ようつべでマンガ夜話

http://swfblog.blog46.fc2.com/blog-entry-580.html やはり夏目房之介さんの解説は面白いのです。

『チンギス・カン』

白石典之『チンギス・カン "蒼き狼"の実像』(中公新書) 考古学からみたチンギスの本。テーマとして、大オルドはアウラガ遺跡であるというこの人の自説と、鉄は大事なのよということが言いたいのであろうと思われる。僕個人としては、チンギス以前のモンゴ…

『緑の王』

たかしげ宙・曽我篤士『緑の王』(講談社) 原作は『スプリガン』の人。植物の異常大繁殖(プラント・バースト)によって変貌した世界を描く近未来SF。現代の問題系とは真逆の状況を思考実験してるSF。ここでは二酸化炭素の温室効果による地球温暖化では…

「日本沈没」

主人公ふたり(柴咲×草磲)の味噌な演技は見なかったこととして、脇の好演と話そのものの背景設定が魅せる。原作からかなり今ふうにアレンジされてるはずなんだけど、やっぱ元の出来がいいんだな。沈んでいく過程そのものにホロッとするし、妙なカタルシスを…

ほんとうに恐ろしかった『三國志11』

http://www.jttk.zaq.ne.jp/ndjamena/game/san11.htm いやあ笑った、笑った。

『楼蘭王国』

赤松昭彦『楼蘭王国 ロプ・ノール湖畔の四千年』(中公新書) 序章 第一章 史記の中の楼蘭 第二章 消された楼蘭王国 第三章 ロプ・ノールをめぐって 第四章 スタインの登場 第五章 ミイラが語る楼蘭前史 第六章 ガンダーラ語の文書を読む 王はどこにいたか−…

猫の忍び足のごとく

そろりとネットに復帰します。自前のPCの冷却ファンがぶっ壊れ、折からの暑いさなかに異常加熱してフリーズ…ということで修理に出したのですが、どうにか無事に帰ってきたようです。HDD内のデータも無事だったので良かった良かった。

パソコン不調

パソコン不調につき、暫時ネットもお休み、このブログもお休みです。すみません。

脊髄反射とか恥の上塗りとか

「Fu○○in' Jap」事件まとめサイト http://atkinson-web.hp.infoseek.co.jp/atkinson/vipper.htm 正直、亀田興毅の判定疑惑なぞよりよっぽど恥ずかしいです。

渤海の藩書

あまりにも怪しげな話なので、上田雄『渤海国』(講談社学術文庫)などには間違っても載っていないネタ。 渤海に独自の文字があったという説である。『渤海国史話』(吉林人民出版社)第21章を参照しながら、以下に簡単に紹介する。

清の昭陵

次の写真↓は、故宮太和殿もどき…ではなく、清の昭陵(清太宗ホンタイジ&孝端文皇后の陵墓、現・瀋陽市北陵公園)の隆恩殿です。 瀋陽故宮のほうは、北京故宮とはかなり別物な印象を受けたもので、むしろ陵墓のこういう建築のほうから北京故宮に近いものを見…

佟半朝

博爾済吉特・卓里克図等編著『正説清朝十二后妃』(金城出版社)P51 満族に佟・関・馬・索・斉・富・那・郎の「八大姓」の説があり、佟佳氏の佟姓が八大姓の筆頭である。清代の官員で佟氏が朝廷の人数を占めること多く、俗に「佟半朝」といわれた。考証によ…

中国土産

黄斌・黄瑞・黄明超『渤海国史話』(吉林人民出版社) 黄斌『大遼国史話』(吉林人民出版社) 秦風編著『民国名人再回首』(文匯出版社) 陸明哲『中国歴史図鑑』(外文出版社) 李重主編『偽”満洲国”明信片研究』(吉林文史出版社) 楊信『京城老行当』(新…

ただいま

なんとか無事に中国東北より帰ってきました。 ↓写真:大連駅近く。「サクラ大戦」絵があるのはご愛敬。

消しゴム版画風自画像

ひと昔前の写真を「ナンシー"小"関 風 パッチもん版画」作成ソフトを利用して加工。実におっさんくさい味のある自画像の完成。

中国行ってきます

ほぼ6年ぶりに中国行ってきます。東北地方ははじめてです。瀋陽故宮とか偽満皇宮とか見てくるつもりです。 以下のような予定。 25(火)松山→関空 26(水)関空→瀋陽 27(木)瀋陽→長春 28(金)長春→哈爾浜 29(土)哈爾浜→大連 30(日)大連 …

武陵人博客

http://wulingren.blog.hexun.com/ 墓誌や石碑の文章が多い。

中国碑帖拓片网

http://www.bttp.net/index.htm 解説がまとまってはいるものの、実際の拓本画像を見るにはいまいち。

ようつべで長門(中国語字幕)

朝倉V.S.長門 http://www.youtube.com/watch?v=j2b-job9u90&search=%E6%86%82%E9%AC%B1 「射手座の日」は好きな話です。 http://www.youtube.com/watch?v=H9jO2j3T3q0&NR

シロート東アジア情勢分析

あくまでシロート分析なので、信じないように。