強さとは

強さとは、極限状態に近づいても持ちうる余裕のことである。
と、取りあえず定義してみる。強ければ、厳しい状況下においてもより多くの余裕がもちうるし、弱ければ、すぐに余裕が失われる。強いことが善いことだ!などという素朴なマッチョ思想を信奉する必要はない。強いことが善いことかどうかは、実はケース・バイ・ケースだ。しかしより多くの余裕をもつことは、より僕らの生き方を楽にするだろう。
ジャンルは問わない。より多くの引き出しを持ち、より多くの余裕を持とう。それが真の強さにつながるだろう。余裕を持っているつもりが、ただの虚喝かもしれない。しかしそれもいいかもしれない。強がりも強さのうちということもあり、またいつかそれが本物になる日が来るかもしれない。