2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

勇将談義

古代の勇将でいったい誰が最強ですか? http://txt.mop.com/static/792/955/4955792.html 中国での「古代」は、アヘン戦争以前の時代を指しているので注意。 日本の中国史ファンの頭では、とうてい思いつきもしないような名前もちらほら挙がっているんだけど…

凸凹神社

http://www1.quolia.com/dekoboko/ 職場で話題になったので、「俺も一度行ったことがあるんだよ、あそこのコレクションはすごいよ」という話をした。お子様にはお勧めしないけど、あそこまで行くと、立派な民俗学的資料だと思う。世界中を旅して、なんか変な…

青年を農村に下放せよ

農本有理−バナーそうこ http://mystorage.seesaa.net/article/23542687.html 自由に貼っていいそうなので、もらって貼ってみました。 そのまんま文革のノリですね、「徴農」。

2000年前の種が発芽

2000年前の種が発芽?−エルエル http://10e.org/mt2/archives/200609/162204.php エエェエー?! これは中国の河北州で発掘されたドンハン時代の墓って言う時代的には2000年も昔のお墓らしいのですが、そこから出土した嫁入り衣装に何らかの植物の種…

源氏

日本で皇族から臣籍降下した一族に源氏がおり、清和源氏とか村上源氏とかが有名であるが、源氏の称はさかのぼると中国起源だったりする。 中国最初の源氏は源賀という人で、もとの名は禿髮破羌といった。禿髮傉檀の子にあたる。禿髮傉檀は五胡十六国のひとつ…

ジンギスカンポスト

Genghiskhan Post−成吉思汗駅站 http://www.genghiskhan-post.info/ 歴史的なことはあまり書いてなかったんだけど、雰囲気のいいサイトだ。

中国歴代王妃図

http://www.bleufrance.com/bbs/thread-8004-1-119.html ひとむかし前の幽霊絵みたいなタッチ。

渤海使が伝えた安史の乱の状況

『続日本紀』巻第二十四 廃帝 淳仁天皇 天平宝字七年正月 高麗大使王新福言:「李家太上皇、少帝,並崩。廣平王攝政。年穀不登,人民相食。史家朝議,稱聖武皇帝。性有仁恕,人物多附。兵鋒甚強,無敢當者。鄧州、襄陽,已屬史家。李家獨有蘇州。朝聘之路,固…

Googleの検閲

安倍晋三議員の疑惑が何者かによって検閲・隠蔽されている?(悪徳商法?マニアックス) http://beyond.2log.net/akutoku/topics/2006/0918.html やることセコイですなあ。

唐の皇帝たちの湯泉好き

正史の本紀やら通鑑やらを見ていると、ときおり皇帝たちの湯泉行幸の記録を見かける。しかし唐の太宗から玄宗にかけての皇帝たちの湯泉行幸の記録は多く、ほかの時代と比べても突出している。「驪山の温湯」、「温泉宮」、「華清宮」、この三つの呼び名は長…

兵馬俑への愛

兵馬俑坑内にドイツ人学生乱入(人民網日文版) http://www.people.ne.jp/2006/09/18/jp20060918_63156.html 男性は1週間かけて兵馬俑の服を作り、杭州から西安を訪れた。服を着替えて、監視員の目を盗み、柵を乗り越えて坑内に侵入したという。近くの兵馬俑…

春秋戦国における各国の国号は、後世いかに流用されたか

秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓の戦国七雄の国号とそれらがどのあたりにあったかを覚えていない人間が中国史畑にいたら、そいつはモグリである。僕ははっきり言ってアマチュアだが、これは断言しておく。「わたしは古代史ではないから」などという言い訳も聞く…

強さとは

強さとは、極限状態に近づいても持ちうる余裕のことである。

『霧の訪問者』

そういや軽井沢に住んでおられたんでしたね。中身はゴシック・ホラーでも何でもなく、特異な趣味をネタとして笑いのめすギャグ噺と化している。あとはアメリカ暗黒史…といってもさほど濃くはない。

『グリュフォンの卵』

マイクル・スワンウィック『グリュフォンの卵』(ハヤカワ文庫) SF短編集。ファースト・コンタクトものと時間ものがやや多いが、多岐にわたるテーマを完成度高く仕上げる職人芸が見られる。自分の好みは、「ギヌンガガップ」、「スロー・ライフ」、「ティ…

原泰久『キングダム』その2

前に書いたのをその1として、その2とする。この漫画、『史記』始皇本紀と読み合わせると、けっこう面白い。 楊端和−山界の王。名前だけ実在。始皇本紀の始皇十一年に秦の末将として登場。もちろん女性ではなかったと…思う。この史料上では名前だけともいえ…

ようつべでマンガ夜話

http://swfblog.blog46.fc2.com/blog-entry-580.html やはり夏目房之介さんの解説は面白いのです。

『チンギス・カン』

白石典之『チンギス・カン "蒼き狼"の実像』(中公新書) 考古学からみたチンギスの本。テーマとして、大オルドはアウラガ遺跡であるというこの人の自説と、鉄は大事なのよということが言いたいのであろうと思われる。僕個人としては、チンギス以前のモンゴ…

『緑の王』

たかしげ宙・曽我篤士『緑の王』(講談社) 原作は『スプリガン』の人。植物の異常大繁殖(プラント・バースト)によって変貌した世界を描く近未来SF。現代の問題系とは真逆の状況を思考実験してるSF。ここでは二酸化炭素の温室効果による地球温暖化では…

「日本沈没」

主人公ふたり(柴咲×草磲)の味噌な演技は見なかったこととして、脇の好演と話そのものの背景設定が魅せる。原作からかなり今ふうにアレンジされてるはずなんだけど、やっぱ元の出来がいいんだな。沈んでいく過程そのものにホロッとするし、妙なカタルシスを…

ほんとうに恐ろしかった『三國志11』

http://www.jttk.zaq.ne.jp/ndjamena/game/san11.htm いやあ笑った、笑った。

『楼蘭王国』

赤松昭彦『楼蘭王国 ロプ・ノール湖畔の四千年』(中公新書) 序章 第一章 史記の中の楼蘭 第二章 消された楼蘭王国 第三章 ロプ・ノールをめぐって 第四章 スタインの登場 第五章 ミイラが語る楼蘭前史 第六章 ガンダーラ語の文書を読む 王はどこにいたか−…

猫の忍び足のごとく

そろりとネットに復帰します。自前のPCの冷却ファンがぶっ壊れ、折からの暑いさなかに異常加熱してフリーズ…ということで修理に出したのですが、どうにか無事に帰ってきたようです。HDD内のデータも無事だったので良かった良かった。