2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

北斉は名将の粛清により滅びたのか。

北斉(Wikipedia日本語版)2009年2月25日 (水) 00:18の版 北周と争い、歴代の君主の軍事能力で互角の戦いを繰り広げたものの、後主が帝位に就いてからはその悪政によって政治が乱れ、奸臣たちの讒言によって高長恭や斛律光などの名将たちが粛清されると一気…

東アジア歴史地図2

その1の続き。 質はあいかわらず。

むか〜し考えたSF

火星にモノポールのN極を集積し、金星にS極を集積する(NSは逆でもいい)。火星と金星の軌道は磁力に引かれて漸近していく。重量比中間点で火星と金星は離合し、火星は以前より温暖化し、金星は以前より寒冷化して、テラフォーミングしてウホウホという…

日本語は簡単に滅びない

1世紀くらいの短いスパンでは、使用人口が1億人を越えるような言語が一朝一夕に滅びたりはしない。もし可能性があるとすれば、日本語話者が一瞬で滅ぶようなカタストロフが起こるか、シンギュラリティが起こるかのふたつの可能性だけ。後者の場合、かつて…

ニーダム博士関連の本が出てること

ロバート・テンプル著/牛山輝代訳『図説中国の科学と文明(改訂新版)』(河出書房新社) ニーダム『中国の科学と文明』の一般向けダイジェスト。 ジョゼフ・ニーダム著/牛山輝代編訳『ニーダム・コレクション』(ちくま学芸文庫) ニーダム博士の講演・論…

前漢平帝はかかあ天下

前漢平帝の康陵は、皇后陵が呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃーん(古っ)なのだそうである。 言い直そう。康陵は、東南の皇后陵の部分が飛び出てるんだって。 西漢末帝康陵考古新発現:皇后陵比皇帝陵突出(中新網) 王皇后が強かったというか、王莽一族が強か…

欲為帝耳

ていたらんとほっするのみ。

東アジア歴史地図

自作してみた。動画を作成した経験はないので、シロウト臭さ丸出しである。 というかセンスが全くない。

うるわしじまゆめものがたり

安彦良和『麗島夢譚』(徳間書店) 安彦版国性爺合戦の1巻が出ました。作者は初代ガンダムの絵の人ですが、この人は歴史ものを描かせたら実に題材が渋いです。これまでもギリシア神話だの満州建国大学だの古事記だのアレクサンドロスだの秩父事件だのを描い…

復活の軍団

http://news.xinhuanet.com/video/2009-02/05/content_10768687.htm http://news.xinhuanet.com/video/2009-02/05/content_10768690.htm http://news.xinhuanet.com/video/2009-02/05/content_10768692.htm http://news.xinhuanet.com/video/2009-02/05/cont…

腰帶十圍

太っちょさんを表す漢籍での決まり表現。直訳すると「腰帯が十囲あった」。「囲」は、この場合は長さの単位で五寸に相当する。時代によって尺貫は異なるので一概にいえないが、十囲は百数十センチということになる。『晋書』巻50列伝20の庾敳 『晋書』巻118…

元始、女性は太陽であった

新華網から河南省新鄭県の具茨山で4000年前の岩絵を発見のニュースです。 少年の心を忘れない諸君、4000年前のヒトも同じものを崇拝していたのだよ。

『東アジア世界の歴史』

堀敏一『東アジア世界の歴史』(講談社学術文庫) 堀敏一氏の遺著となった東アジア史の概説書。概説書だけあって、重箱の隅をつつきたい人には不向きかも。でもそんななかでも五胡十六国が妙に詳しくて、大きなウェイトを占めているので、五胡十六国が好きな…

「暗黒整数」

グレッグ・イーガン/山岸真訳「暗黒整数」−SFマガジン2009年3月号(早川書房) 「ルミナス」続編。だーく・いんてぐらる。イーガンが宇宙戦争を書くとこうなりました…(-_-;)みたいな。 えっ、宇宙戦争だとは思えない? それは宇宙戦争につきもののアクシ…

鎖骨

鎖骨(Wikipedia) 「鎖骨」という名称は、古代中国で脱走を防ぐために囚人の体に穴を空けて鎖を通した場所がこの部位であったことに由来する[要出典]。 ブクマにも書いたけど、この部分はたぶん嘘だと思う。 菩薩とか得道の人とかが鎖状の骨を持っていると…

なんで今頃になって?

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