墓誌や造像記の使いどころ

素人ながら北朝や隋唐の墓誌や造像記なんかをたまに眺めてたりするんだけど、こういう石刻史料っていろいろ使いどころがありそうなんだよな。まあ墓誌はすでに政治史の補完や書道の臨書なんかに使われていたりするんだけど、当時の美文の記録でもあるわけだから、文学性や語彙に注目した研究なんかもちらほら出てきてるみたいなわけよ。
造像記はまず仏教史の史料だろうけど、当時の社会の中下層に注目した庶民史ができたりしないだろうか。
はたまた石刻史料全般に正史で軽視されがちな女性の記録もけっこう豊富だったりするんだけど、女性史でこれを活用しようという動きは立ちおくれてると思うのよ。
って、おまえがやれって言われたら、面倒だからまた今度って話だけど。
以上、専門の人からみたら失笑ものの感想だと思うけども、容赦なく笑ってコメントくれたりすると嬉しいです。