Wikipediaの細かすぎる続柄記述

以前書いた記事と絡むやら絡まないやら。
Wikipediaの「曹仁」の項に、現在次のような記述があります。(Wikipediaは常に改変可能なので、いずれ消えるかもしれませんが)

曹操の従弟に当たる。曹褒(字・仲興、曹騰の異母兄)の孫、曹熾の長子、曹純の同母兄。曹泰・曹偕・曹範(別名:曹范)らの父、曹初の祖父でもある。なお、叔父に会稽郡太守の曹胤(通称は会稽曹君)がいる。

Wikipediaは百科事典です。百科事典にここまでの続柄表記が必要でしょうか。しかも「生涯」の節の冒頭に書かれるわけです。曹仁について、曹操の従弟であることは重要でしょう。曹熾の長子であるというのはあってもいいかもしれません。しかしそれ以下の記述は基本的に百科事典としては必要ないと思います。消さないにしても、せめて末尾に書くなり、別に系図を立てるなりしていただきたいものです。
Wikipedia三国志関連の人物の記述は、こういうものが非常に多いです。