ピアノ

三国志』がモデル(?)の「恋姫無双」のほうは、一部を除いてほとんど問題にならなかったのですが、
紅楼夢』の一部の名詞を拝借しただけの全くの別物であるはずのこちらのほうは、ある程度報道もされて、多少広がってしまったようです。
ということで、まずは「ITmedia News」の記事(06年9月28日)。
「中国文化を冒とく」――日本のアダルトゲームを中国人が非難
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/28/news087.html
高屋敷開発の公式サイト。
「ピアノ〜紅楼館の隷嬢達〜」
http://www.cd-bros.co.jp/takayashiki/soft/piano/index.htm

中国語に訳した段階で、タイトルが「紅楼館奴隷」とか「紅楼館女奴」とかになってしまっている時点で、もうどうしようもないと思いますね。
鎖でつながれた女性の絵なんかが出てきた時点で、一般的な中国人は受け付けないと思いますし。
中国社会はポルノ違法ですし(18禁とかの年齢制限ではなく、一部の芸術を除いて厳禁されています)、女性の地位も相対的に高いですし、刺激が強すぎますね。

ただ報道の洪水にまぎれて分かりにくくなってますが、中国人のすべてがそういう視点だけで見ているわけではないことにも注目しましょう。
http://bbs.djgcn.com/read.php?tid=1022
「高すぎる!」「銭、銭、銭…」「ブツがなかった、俺は怒ったぞー!」など、怒ってる次元が違います。
http://shop.itsy.cn/dispbbs.asp?boardid=37&id=3373&page=1
非難してるんだけど、かこつけて詳しめに紹介してませんか?
http://ebook.popsoft.com/include/production/2006/09/10/14533893.shtm
やはり著作権無視でばらまく人々。