雲南史面白そう

雲南史ってよく分からないながら、最近面白そうだと思うようになった。

古代は、楚の荘王の後裔を僭称する滇王やら。夜郎自大夜郎国。
中世の爨なんて字面からしてあやしいし。
大理国の後裔の段氏大理総管とモンゴルの梁王との関係とか面白そう。
http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/~maruha/kanseki/nanzhaoyeshi2-1.html

ウィキペディアを引いていたら、麗江木氏はジャン王なんだそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E7%8E%8B

17世紀前半の最盛期には、ギャルタン、リタン、バタンなどカム地方南部を支配した。

17世紀前半の麗江木氏当主といえば木増だよね。
『中国歴史大辞典』を引く。

木増(1587-1646)
本名は阿宅阿寺。字は長卿、号は華岳。雲南省麗江の人。納西族の出身。明の万暦二十六年(1598)、麗江軍民府土知府を継いだ。『雲過淡墨』。

カム支配のことは出てこないね。どういう史料でそういうことが分かるのだろう?