比翼の鳥、連理の枝

「比翼之鳥」「比翼鳥」は、『山海経』海外南経や『史記』封禅書や『爾雅』釈鳥などに見られる。
「木連理」「樹連理」は、『東観漢記』肅宗紀や『後漢書』安帝紀などに見られる。「木連理」じゃなくて「連理枝」と言い出したのは、比較的新しいっぽい。たぶん唐代以降。
このふたつを結びつけたから、白楽天はエロ偉かった。長恨歌のエロスは温泉浴と脂粉のエロス。エロ詩人の手によって楊貴妃は薫り立った。