『墨 191号』

墨 2008年3・4月号 191号』(芸術新聞社)
特集 らくらく木簡・竹簡マスター講座
ふだん書道雑誌なんか読むことはないわけですが、特集に古代の簡牘の図版や解説が入ってるのが目について見てみました。郭店楚簡・新蔡葛陵楚簡・里耶秦簡・張家山漢簡・沅陵虎渓山漢簡・南越国宮署遺址前漢木簡・東牌楼漢簡・額済納漢簡・走馬楼呉簡などの簡牘の一部の写真が載ってたわけです。僕がびっくりしたのは、里耶秦簡ってこんなに綺麗に残ってたんだねってこと。素人目にも字がはっきり判読できます。古井戸の「ゴミ捨て場」から発見されて、この状態の良さは驚き。2200年前のものとはちょっと思えないですわ。