『陔余叢考』

書虫に注文してた趙翼『陔余叢考』(中華書局)が届きました。
清朝考証学の趙翼の史論です。『廿二史箚記』と違うところは、話題が正史に限定されていないところでしょうか。
標点がいつもの中華書局本と違うというのが第一印象。
パラパラめくっていると、「宋の人のあざなや名には老の字を用いることが多い」とか、「唐の時の翰林学士は必ずしもみな進士出身ではない」とか、またしても趙翼トリビア・無駄知識・蘊蓄が爆発しているようです。まあゆっくり読みます。