軌道エレベーター

最近、早川のノンフィクション文庫が地味におもろげな本を文庫化してるなあと思ってたんだけど、これは買って一気に読んだ。
石原藤夫金子隆一軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
軌道エレベータないし宇宙エレベータ構想の基本を一冊にまとめちゃった本。宇宙開発につきまとうコスト問題を大幅に軽減する夢の技術だが、その夢が夢でなくなってきているのかもしれないという話。非同期軌道型エレベータとかORS(軌道リングシステム)とかのヴァリエーションもあるらしい。これは宇宙好きたぶん必読。
本気で宇宙開発するなら、大国の後追いで有人飛行に大金はたくより、こちらに投資すべきだとマジ思う。