隋末の乱から唐へ

礪波護・岸本美緒・杉山正明編『中国歴史研究入門』（名古屋大学出版会）P105

そもそも、西魏以来の八柱国・十二大将軍家によって隋も唐も形成されたとすると、隋王朝を瓦解させた隋末の乱に低い評価を与えざるを得ない。

俺もこれは気になってはいるところ。

帯どおりギリシアでなごんだ

芝崎みゆき画・文『古代ギリシアがんちく図鑑』（バジリコ）
前作の『古代エジプトうんちく図鑑』もたいがい濃ゆかったが、今回はさらに濃ゆいと思ったら、単に情報量が多いだけの話じゃなくて、人間劇が濃厚すぎるのだ。神様からしてダメなやつばっかだし。
神話の世界から、トロイ戦争・ペルシア戦争・ペロポンネソス戦争、そしてアレクサンドロスまでひたすらニヤニヤできる。王女メディアの復讐とか哲人ディオゲネスの放埒ぶりとかたまらないものがある。

百度の日本進出か〜

いまの百度の日本語版は本当に日本語のサイトしか検索かからないみたいだから、俺的にはあまり使えない。他所の言語のページがガンガンかかるGoogle日本語版ほどの旨味がない。
しかし百度の中国語版は中国語のサイトしか検索かからないけど、Googleでかからないところがかかるから、俺的には非常に使える。
あまりにも個人的すぎる評価だけど、検索サイトのふだんの使い方がそんなんだからしてすんません。