ひぐらし感想

ひぐらしの「解」と「礼」を続けてプレイしたので、感想めいたものを。
ネタバレややあり。
「解」〜解答編4篇
目明し編
しんみりくる話。魅音・詩音が壊れていく過程が怖い。入れ替わり自体は「綿流し編」で予想はついていたものの、まさかあげなとこから入れ替わっているとは予想もしておりませず。意表突かれました。たぶんこれが解答編の中でいちばん本格推理らしい「要素」があった編で、でもトリックは陳腐ですけどね。あっし園崎姉妹派です。はっきり言って贔屓です。「綿」とセットで個人的には一番好きな編です。ひたすらしんみりしてました。
罪滅し編
主役のレナより大石に注目していたあっしは何者。寄生虫仮説は、あれを勢いで読ませるのはすごいな、と思いました。ハッピーエンディングに見えるとこが、いい意味で味噌ですね。
皆殺し編
新キャラ登場?と思ったら、最初から最後までやたらテンションが高い編。そのテンションの高さも、最初悪ノリ、中盤痛快、終盤泣く、という何だコリャな代物。謎の大枠は解明されますが、本格推理派はやっぱ超展開に怒ったらしいです。持ち上げるだけ持ち上げて、最後は奈落に突き落とすとこは凄いと思うけどな。作者の意外な説教くささも見えてしまう話。
祭囃し編
過去にさかのぼって全体像が解明される話。あえて世評にさからっておきますが、最初のほうの過去編は重くてしんどかったけど、終盤以降は痛快で楽しかったです。えっ?荒唐無稽、ありえナス?いや、もともとそういう話でしょ。×入実体化にはホントに大笑いしました。その前には×狗の×さなど何が問題ですか?
「礼」〜ファンディスク
賽殺し編
ひぐらし世界観に従いながら、キャラ設定を変えていじってみたらどうなるか、という実験的試行と理解しました。成功してると思います。
昼壊し編
ドタバタとしか言いようがないですが、楽しめました。
罰恋し編
封印された理由はよく理解できました。