2020-08-02から1日間の記事一覧

唐代に現れた漁火

「漁火」は夜間の漁で魚を集めるために焚かれる火のことだが、「漁火」の語が現れるのは唐代のこと。『全唐詩』を引くと、趙冬曦(677-750)の「和尹懋秋夜游𥖹湖二首」に「鶴聲聒前浦,漁火明暗叢」 といい、錢起(722?-780)の「送元評事歸山居」に「水宿…