睡虎地秦簡の昌平君と昌文君

雲夢睡虎地秦簡「編年紀」についての李開元氏の検討によると、昌平君は始皇二十一年(紀元前226年)の新鄭の乱と韓王安の死にどうもからんでいるらしい。
http://military.china.com/zh_cn/dljl/qinchao/01/11044447/20100128/15796473.html
あるいは『史記』の伝える昌平君と昌文君の事蹟が逆なんじゃないかという説もあり。
http://www.cqvip.com/qk/91260X/200901/29516108.html
「編年紀」の
「廿年,七月甲寅,妪終。韓王居□山。」
「廿一年,韓王死。昌平君居處其處,有死□属。」
「廿三年,興,攻荊,□□守陽□死。四月,昌文君死。」
という記述をどう解釈するかという話。上記の□は解読不能の字。