2010-10-12から1日間の記事一覧

楊家将が日本で受けない理由

『楊家将演義』が日本で受けない(ろくに紹介すらされない)のは、あまりに漢族ナショナリズム色が強くて、戦前の日本人にとっても、戦後の日本人にとっても、あまり気持ちのいい筋書きではなかったからではないか。様々な裏読みが可能な『三国志演義』や反…

マイクロフト諸葛瑾

孔明をシャーロック・ホームズに擬し、兄の諸葛瑾をマイクロフト・ホームズに擬するマイクロフト諸葛瑾というネタが大昔にあったと思うのだが、誰のネタだったのか思い出せない。ググっても有意な結果が出なかった。観察と推理とに無縁な凡人を助けてプリー…

悼滑

覚え書きにメモ。 http://www.china-news.co.jp/node/54541 湖北省沙洋県の厳倉古墓群で楚の大司馬・悼滑の墓がみつかったというニュース。この悼滑は、 包山楚墓出土竹簡に「大司馬悼滑將楚邦之師徒以救郙之歳」と見え、 『戦国策』巻14「楚王問於范環」に…